幼児教育では何をすれば良い?

最近の流行りと言っても過言ではない6歳児以下の幼児教育ですが、いきなりピアノやらを習わせたり、あるいは英会話を習わせるというのはかなり早いです。幼児教育における順序というものが、実は存在しているのです。

効率の良い、教育方法

幼児教育、特に6歳児以下から始めるとなると、一番必要なのは忍耐力を鍛えるということです。実は、忍耐力というのは三~五歳頃に最も身につけやすいと言われていて、勉学を主とする習い事においても、この時期に培った忍耐力がかなり重要になってきます。

この忍耐力、もちろん家庭での躾が非常に重要です。例えば、おやつを我慢させたり後片付けをきちんとするように叱ったり、非常に当たり前な事ではありますが、子供は叱られることによって物事の善し悪しを判断し、また同時に我慢するということも覚えるというわけです。しかし、この忍耐力を習い事でより一層理解させることも可能です。

格闘技

その習い事の一つが、格闘技です。特に、柔道や剣道等、「道」という字が入っているものは「生き方」を教えてくれるので、大変お勧めです。いきなり格闘技なんて、と思われるかもしれません。実際、かなり厳しいですからね。しかし、幼児期にそういった厳しいことを体験するということで、忍耐力が培われていくのです。

あと、これは私の親戚の子の話なの3歳から剣道をやっているんですけれど、一度も辞めたいといったことがないんです。物事に対する「悔しさ」という感情は、幼児期の方が強いのではないかと私は思います。

将棋

「うちは女の子だし、いきなり格闘技は」と思われる方や「うちの子は運動が苦手だし」という方もいらっしゃるかと思います。そこでお勧めなのが、将棋です。なぜ将棋なのかと言いますと、まずルールを「覚える」必要があります。これが大変なのではと思われるかもしれませんが、単純に覚えるだけだと、幼児期の、特に六歳児以下ですと簡単に覚えてしまいます。

そしてさらに、既存の詰み将棋を徹底的に「覚え」させられ、それからようやく実践になります。この「覚える」だけでもかなりの忍耐力を有するのですが、幼児期の記憶力が良いうちにやっておくと、今後も「覚える」ということに関してかなり強くなるので、例えば英会話やそろばん、もちろん学習塾でもかなり役立ちます。実際、プロ棋士の人たちの記憶力はものすごく、また若手の棋士を見てみると有名大学に在学している方なんかは結構居ます。

実践で勝つという経験も当然重要ですが、ここでも忍耐力が培われます。将棋において、「初の勝利」ほど遠い道はないと言われています。詰将棋をひたすら覚え、棋譜をひたすら覚えるということを、相手もしているわけですからね。

他のどの競技とも徹底的に違うのが、勝ち負けがはっきりしていることです。スポーツのように互角の勝負ですとか、テストのように点数の僅差なんてものはなく、終局時に現れるのは「勝ち」と「負け」のみです。しかし、だからこそ最初の一勝を掴む頃には相当の忍耐力が身についていると言えます。「こんな厳しいの、すぐやめてしまうんじゃ?」と思われるかもしれませんが、将棋というのは頭脳の格闘技だという人もいますけれども、ジャンルで言えば「テーブルゲーム」なのです。

やればやるほどハマっていき、負けた時の悔しさは本当に辛いものがありますけれども楽しいんです。遊びの範疇ですからね。だから、六歳児以下の幼児教育にはピッタリなんです。

忍耐力を身につけたら

忍耐力を身につけたうえで、学習塾等の習い事をさせると、例えほかのことの差があったとしても、別の習い事で培った経験と忍耐力によって、その差は自然と埋まっていきます。なぜなのかはよくわかりませんが、教育学者の話ですと、何か一つの習い事の経験があると、勉強においても理解力が高い傾向にあるそうです。

幼児教育は流行りですけれども、いきなり英会話だ英才教育だと言わずに、まずは忍耐力を学ばせるということの方が重要だと思いますし、子供の今後の人生においても、きっと役に立ってくるものだと思います。子供のためにも、大変オススメです。